いちごみわdiary

アラフィフ。シンプルな暮らし。夫と大学生の息子、脳幹腫瘍で旅立った娘。訪問看護の仕事。楽しい習い事。子宮筋腫など。

お風呂の換気扇の大掃除をしながら老後の生活を考えてみた

みなさん、こんにちは!

冬の足音が、近づいてきていますね。

先日、寒さが厳しくなる前に、お風呂とトイレの換気扇大掃除をしました。

お風呂の換気扇掃除されてますか?

わたしは、見える範囲で掃除機で吸い取ったりは、たまにしていたのですが。

実際に換気扇カバーを、外して行ったのは、約4年ぶりになります。(ひょーーー!!)

なぜかと言いますと、賃貸暮らしのわたしは、4年前大家さんに新品の換気扇に取り替えてもらい、それ以来だからです。

物件は築19年くらいとの時でした。

当時、換気扇の音が、あまりに大きくなり新品に替えてもらったのです。

取り替える時に、大家さんが、「お風呂の換気扇にシャワーとかかけたら、すぐ悪くなるけんなー、機械なんやから、こわれるけんなー」と助言をいただいていました。

わたしは、「うわっ、お風呂の天井や、壁を洗う時にシャワーかけてたなー」

と思いました。

そこから、お風呂とトイレの換気扇の掃除は、カバーを外すさず掃除機で吸い取れる程度の掃除しかしていなかったのです。

それが、最近お風呂に入っていると、埃が、換気扇カバーの間からみえたり、音も大きくなって、これは、やばいと思いまして。

換気扇カバーを、思い切って、はずして見ると、ぎっしりと埃がこびりついていました。

換気扇自体の取り外しは、素人がすると元に戻せなくなる可能性があるという事で、カバーのみ外しました。

埃取りのいい仕事してくれた道具たちは、小さな歯間歯ブラシ、竹串、ミニ懐中電灯、アルコール消毒、ボロ布、ミニ掃除機でした。

お風呂の椅子の上に立って、マスク、メガネ、エプロンをかけて舞い降りてくる埃から自分を守りながら掃除しました。

これは、大変!!

これは、老後は無理!!

じゃ、どうしようか?

1番はじめに思いついたことは、稲垣えみ子さんのような暮らし方。

 

 

銭湯とは社交場である。同じ時間に通っていると、いやでも顔見知りが増える。皆近所に住んでいる人ばかりだ。
 自慢じゃないが、都会暮らしで隣近所の人と親しく会話したことなどこれまでの人生で一度もなかった。だからなんなんだと言われるかもしれないが、おばあちゃんたちの会話に聞き耳を立てていると、普段はたわいもないテレビやら天気やらの話をしているように見えて、「最近〇〇さん見ないけどどうしたのかしら」などという噂話も怠らない。そして久方ぶりに〇〇さんが顔を出すや、いったいどうしていたのか、体調は大丈夫なのかと質問攻めだ。〇〇さんも一生懸命答える。ちょっとボケてきちゃって。足が動かなくって。いやいや大丈夫よ。元気そうじゃない。またいらっしゃいよーーと必死に声をかけまくるおばあたち。
 これはもう支え合いのシステムそのものではないか。

出典:寂しい生活 魂の退社 稲垣えみ子より

 

江戸時代の長屋に住むような感じのコミュニティで暮らす。

自宅のお風呂は使用せずに、銭湯に行く!

 

次に、思い浮かんだことは、お風呂やサウナがあるジムの会員になり、お風呂を利用する。

 

お風呂を外で利用することで、

メリットとして、

お風呂の換気扇掃除から解放される。

銭湯やジムに行く事で、顔見知りができて、人と繋がることが出来る。

 

どなたかの本かyoutubeか忘れたのですが、1日10人の方に会いましょう!というアドバイスがあり、もちろんレジとかカフェの店員さんとの挨拶だけでもよいと。

それでも10人って、老後は、なかなかハードル高そうです。

老後に限らず、今でも、一日中家にいたなという日もあるので、ハードル高いです。

銭湯やジムのお風呂利用することで、無理なく毎日の生活レベルで人と繋がるような仕組みは、よいなあと想像しました。

 

自分で銭湯に行く事自体できない身体になったらどうしようか?

その時は老人ホームに入所したいなと。

理由は、必ずスタッフさんや、入所者さんと会えますし。

結構イベントも、楽しいと聞きます。

将来は、可愛いおばあちゃんになれるよう頑張ろう!というのが、換気扇掃除をしながら、最終的におもった事です。

わたしは、訪問看護のパートをしていて、軽度の認知症の方や、老老介護のご夫婦の方と出会う中で、感じることがあるんです。

それは、その人らしい笑顔でいてくださると、その空間がみんなハッピーな感覚になることです。

認知症の方でいつも同じ話をされる方がいらしたのですが、私は、ニコニコと話をしてくれる姿を見るのが嬉しくて、お話を聴いていました。

その方は、美容関係のお仕事をされていた方で、メイクはアイラインまで入ってバッチシです。

いつもおしゃれな洋服は、ご子息様が買ってきてくれると、嬉しそうによく話していました。

ところが、ご子息様は、「いつも同じ事言って、ボケが進んでるんですよ」とよく言ってました。

身内の方、みんながみんなそうとは限りません。

また、わたしも身内の立場に立ったら、そう言うかもしれないと思ったりします。

その認知症の方は、ニコニコしているばかりでなく、調子が良くない時は、物取られ妄想になり、被害者は一緒に住んでいるご主人でした。わたしは週に一度の訪問でしたが、ずっと一緒にいるご家族は、大変という言葉では言い表せないほど、ご苦労があったと思います。

なので、自分の身体が思うように動けなくなったら、老人ホーム入所など身内ではない方に老後のお世話を依頼したいなあと換気扇掃除をしながら思い巡りました。

笑顔で穏やかな老人を目指したいです。

それまでは、お風呂の換気扇掃除が少しでも楽になるように、換気扇カバーを、取り急ぎ注文しました。

 

とりあえず、

健康で楽しく、

好きなことをして、

たくさん笑って、

毎日毎日を大切に過ごしたいですね。

そう思うと、換気扇掃除しんどくなったら…

特にキッチンの換気扇掃除は、風呂の換気扇よりも、何倍もかなりの難題です。

自分に優しくプロに外注したいです。笑笑

最後まで読んでいただきありがとうございます♡

#換気扇掃除

#老後の生活を考える

#稲垣えみ子