いちごみわdiary

アラフィフ。シンプルな暮らし。夫と大学生の息子、脳幹腫瘍で旅立った娘。訪問看護の仕事。楽しい習い事。子宮筋腫など。

今日は、女子会♡

娘がお世話になったヘルパーさんおふたりと私、3人で女子会をしました。

ヘルパーさんのご自宅で、ランチをいただき

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3人で喋ったり、笑ったり、あっという間の時間でした。

3人とも年齢がちかいので、健康、家族、今後の生活などそれぞれ近況報告したり、解決策を教えてもらったり。

ヘルパーさんが、わたしの知らない娘の事を、たくさん話してくれました。

娘は、2020年11月に脳幹腫瘍で、息をひきとりました。

脳幹腫瘍を発症するまでは、知的障がい、多動症自閉症などを持つ娘でした。

そのため、ヘルパーさんに行動援護という毎週日曜日3時間、デイケアがない日の祝日3時間、みてもらっていました。

じっと出来ない娘と3時間、街に行って買い物したり、ランチをしたり、バスや電車に乗ったり、ひたすら歩いたり…

娘の愉快な様子を教えてもらい、娘は本当に楽しかったんだろうなと思いました。

娘が脳幹腫瘍になってからは、ヘルパーさんに、入浴介助や、入浴ができなくなったらベッド上で身体を拭いたり、洗髪、足浴をしてもらっていました。

今日話していて、あらためて、娘もわたしも、しあわせものだなあと思いました。

ヘルパーさんのおかげで、娘が脳幹腫瘍とわかるまで、わたしはダンスフィットネスの仕事を祝日も休むことなく出来ました。

短時間であっても、仕事をする事で、自分自身と向き合うことができました。

娘が脳幹腫瘍で余命1年と宣告されて、ダンスフィットネスの仕事は辞めて、娘の看護を始めました。

ヘルパーさんが訪問してくれる時間帯に、わたしはレスパイト(休憩)することができました。

 

もしも、家族や親が思いがけない障がいを持ったり、病気になったりしたときは、家族だけで頑張らないようにすることは、大切だと思います。

 

脳幹腫瘍発症後、

動けなくなり落ち込む娘、

痛くて泣いてしまう娘、

食べたいのに飲み込めなくなってしまう娘、

当時はつらくてたまらなかった。

今も思い出すと涙…ですが、

たくさんのかたのおかげで、しあわせな娘の笑顔を思い出すことが出来るようになりました。

たとえば、わたしが娘の吸引をしていたら、ヘルパーさんが訪問してくれる時間になり、吸引されながらヘルパーさんに手を振って挨拶する娘の姿。

可愛いくないですか?

めっちゃ可愛かったんですよ。

家族だけで頑張っていたら、娘の笑顔は見られなかったです。

 

 

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そして、娘のおかげで、ヘルパーさんと女子会ができて、最高に楽しいひとときが過ごせました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡